はじめに
こんばんは!!
ゆーだいです。
今回の記事は、高校生向け。
高校生やその両親の目線に加えて現役の理学療法士の目線を加え、養成校へ進学した後の実習や就職先、その後のキャリアアップにつながりやすいのかを自分の学生時代から現在までの経験をもとに伝えたいと思います!
進路選びに迷っている高校生達にちょっとしたヒントを提供できればいいなぁ
ちなみに、偏差値や学費なんかは調べれば出てくると思いますのでそこら辺は書きません☆笑
// /行きたい養成校に付属病院はあるのか

普通、子供や親の立場からすると、学校の偏差値や通いやすさ、学費とかを基準に検討していくと思いますが、
僕が提案したいのはそこの学校に付属病院がありそうなのか!
なぜかと言うと、以下の2点!!
- 臨床実習の受け入れ先が最低限保証される
- 就職につなげやすい(甘くはないけどね笑)
2はなんとなくわかるかと思います。
1について詳しく説明しましょう。
2020年現在、これから理学療法を志す学生たちには大きな変革に巻き込まれます。
カリキュラム改正
詳しく知りたい方は理学療法士・作業療法士学校養成施設カリキュラム等改正の概要を調べてチェックしましょう。
要約すると
・臨床実習の単位数:18→20単位(1単位40時間)
・実習指導者(実習先の理学療法士)の用件変更
この2つがポイント!!
単位数が2単位増えたと言うことは単純に、80時間分の実習が追加
→実習回数を増やす、もしくは実習先を増やさなければ学生が全員単位を取れない
さらに追い討ちをかけるのが、この実習指導者の要件変更
簡単に言うと実習を見ることができる理学療法士の基準が厳しくなりました。
- 臨床経験5年目以降
- 実習指導者講習会に参加したもの
この実習指導者講習会がなかなか曲者で
申し込んだら必ず講習会に参加できるわけでなくて
抽選で当選した人達しか参加できません
さらに
1日8時間の講義を2日間にわたって受けないといけないので
僕達にはそこそこの負担笑
病院側としては、実習生をみなきゃいけないという義務はありません
大学病院などはまた別だとは思いますが、実習生をみてくれている施設の大半は基本的には次年度以降のスタッフ確保や自分達が卒業した養成校への恩返しといったようなケースが大半を占めていると思います
1年に対応できる学生の人数も決まっているので、実習生指導の要請が多過ぎれば、
前回態度が悪い実習生が在籍していた養成校や縁が浅い養成校の枠は外されることもあります
そして、今回の指導者にあたる理学療法士に条件が加わり、指導できるセラピストの割合が減ることで
この先さらに実習生を受け入れる枠が小さくなる施設が出てくる可能性があります
そのため養成校によっては学生が通いやすい地域以外も探すなどしてなんとか必要数を確保したり、余裕のある実習施設数を確保できないところが出てくるかもしれません
以上の2点から
付属の病院や施設がある養成校はその他の養成校と比べて
毎年安定して実習生を施設へ送り出してくれる可能性が高いことが予想できるため
付属病院・施設のある養成校も選択肢の一つに入れてもいいと考えます
// /行きたい養成校の先生達の分野や経歴は?
これは、推薦入試の志望動機にも応用できると思いますが、
理学療法士といっても最近活躍の場は広がってきており、分野は多岐にわたります
そんな中で高校生のうちから明確な目標を持っている子は少ないので先生方から注目されやすくなるでしょう
自分が興味を持っている分野に近い環境であるなら、進学後のミスマッチも減らせるはずです
しかし、分野といってもピンとこないほうが普通ですね
話が逸れてしまいましたが、手順を簡単に説明します
- 行きたい養成校のサイトで指導教員の先生を調べる
- 指導教員の発表している文献や書籍を調べる
こんな感じです!簡単でしょ?笑図にするとこんな感じで打てばヒットしますね ◯の部分がその先生の名前です

こんな感じで調べるとその先生がスポーツ系の専攻なのか脳神経系なのか内部疾患系(心臓や肺etc)なのかが一目瞭然ですし、その中でもどんな研究をしているのか(同じスポーツ系でも肩とか肘とか、どんなスポーツ競技のトレーナーしているのかとか)がある程度分かってきます
もし、将来ここで働きたいなぁ!と思う施設があるなら施設の名前などを検索するといいかもですね!
その施設の著者が在籍している大学院(同大学の先生が指導している)などの情報が分かる場合があります

pdfとは電子ファイルのことで文書のデザインやレイアウトが紙媒体のまま電子化できるものです。そのため、文献をインターネットに掲載する際にこのファイルを多用することが多いため、難しい専門用語などを用いなくても手軽に文献を探せます
まとめ
- 2020年以降は安心して実習に臨めるよう付属病院・施設がある養成校がおすすめ
- 自分が興味を持っている分野の先生がいる養成校を選べばミスマッチが少なくなるかも
- まずは気になる養成校のサイトを見に行ってみよう!
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