基本中の基本!中心溝の見つけ方を5分でマスター!!

はじめに

こんばんは

ゆうだいです

今夜は 中心溝の見つけ方について勉強していきます。

現場で働かれている方にはこの話は初歩中の初歩かもしれませんが

この中心溝が読めると

そこから運動麻痺や感覚障害の出現の有無や程度などを推測することができ、

中心溝の位置から前頭葉頭頂葉境も分かります。

これはその後高次脳機能障害の推測にもつながるのでかなり重要になってきます。

 見つけ方には何種類かありますのでもうすでに分かっている方も復習として最後まで読んでくれたら嬉しいです。

はじめに頭頂レベルを探せ

まずは脳画像においてどのスライス(レベル)から中心溝を探せるかですが

中心溝は基本的には

         頭頂レベル   で探すことができます。

要は頭のてっぺんに最も近い部分ですね。

このレベルの特徴としては

大脳縦列という左右を隔てる溝と

ところどころにシワ(脳溝)を認めることです。

水平断だとこのようにみえます。

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CT画像

用意できたのがこれしかなかったです。。。

実際に自分で練習するときにはMRIのT1画像が探しやすいためおすすめです。

20代30代のような脳の萎縮がほとんどしていないような方の場合はこのように脳溝が少し見えにくくなっています。

これを使って中心溝の見つけ方を勉強していきましょう!!!

中心溝の見つけ方【逆Ω】 

まずは最もポピュラーな見つけ方から。

中心溝は

 Ω

このオメガという記号を逆さまにしたような溝の形をしています。

人によってはひの字ということもあります。

画像でいうとこれです。

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青→中心溝

この画像の場合だと脳溝が見えにくいので少し分かりづらいですね。。。

この画像のように

「中心溝(=青線)とその1つ下の溝とどちらが中心溝なんだろう?」「下の溝の方がΩっぽいような?」

という方はたくさんいます。

その場合は下の2つの方法も用いて同定していきます。

この2つの方法は中心溝の前後にある中心前溝中心後溝 を見つけることで中心溝を同定します。

中心溝の見つけ方【帯状溝法】

慣れると簡単なので一緒に頑張りましょう。

 手順ですが

  1. 大脳縦裂を前から後ろへ辿り、左右にまっすぐ引かれている綺麗な溝を探す  →帯状溝

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   2.その溝から外側へ延長線を引いていく。延長線に重なる部分が中心後溝、そして中心後溝の一本前の溝が中心溝

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 中心溝の見つけ方【上前頭溝法】

この方法は

上前頭溝という大脳縦裂からすぐそばにある溝から

クネクネしながらカタカナの   レの字    

のような形となって外側まで繋がっている溝を探します。

この繋がっていた溝が中心前溝です。

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青線→中心前溝

あとは中心前溝の1つ後ろの溝が中心溝とわかります。

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青線→中心前溝     赤線→中心溝

以上が中心溝の探し方です。

もし今回のように脳溝が見えづらい画像の読影をする際には使ってみてください。

中心溝における支配領域

中心溝がわかったら

次は中心溝を基準に運動麻痺(一次運動野)や感覚障害(一次感覚野)がどの部位(上肢、体幹、下肢、顔面)に出現する可能性があるかを考えなければいけません。

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この青線が中心溝ですが、、、

これをホムンクルスで1次運動野の機能局在を表すと 

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ホムンクルス

だいたいこんな感じで当てはまります。

一般的には逆Ω型のくぼんでいる位置に手指の機能が割り当てられていると言われています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

臨床場面においては病変部位と障害像が一致しない場合もありますので、画像所見に関しては介入前に大まかに患者の障害像を把握するための1つの素材として考えてもらったほうが良いかなと思います。

実際の臨床像と違ってくることはしばしば起こりうるので、画像所見にフォーカスをおきすぎることなく臨床に役立てていただけたら幸いです。

勉強になった方はシェアしてくれたら嬉しいです!

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