アテローム性脳梗塞② 【塞栓性編】

こんばんわ

ゆうだいです。

今夜はアテローム脳梗塞の【塞栓性】について勉強します。

まず塞栓性の機序を簡単に説明します。

血管内に出現したアテロームに傷がつき血栓が形成されるまでは血栓性と同様です。

塞栓性に関しては、その血栓がちぎれ末梢血管を閉塞することで起こります。

画像上の特徴ですが、

MRA上で狭窄がある部位から末梢の血管のどこかで血管が描写されなくなります。

一般的に心原性脳梗塞と比べる血栓の大きさが小さいため梗塞の範囲は大きくない事が多いようです。

また、内頚動脈や椎骨動脈から血栓飛んだ場合は異なる血管領域(ACAとMCA領域、PCAと上昇脳動脈領域など)に分かれて閉塞する場合もあるため病変が散在している事があります。

臨床上留意しておいたほうがいいこととしては、

画像上心原性脳梗塞の特徴と似ているため心原性と区別するためにも

①心電図上不整脈がないかどうか

②脳血管に狭窄があるかどうか

ということを確認する必要があります。

今夜は塞栓性のアテローム脳梗塞について勉強しました。

勉強になった方はシェアしてくれたら嬉しいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です