脳画像の見方【MRI:FLAIR強調画像】

本日はFLAIR強調画像について勉強していこうと思います。

画像はまたしてもご用意できていないのでネットでお探しください。。。

さて、気を取り直して。

FLAIR強調画像はよく脳脊髄液部分を黒くしたT2画像といわれます。

脳室が黒く映るようになるので、脳室周囲の病変が見やすくなります。

表に表すとこんな感じです。

脳脊髄液→黒色

脳実質 →灰色(髄質)

 白色 (皮質)

梗塞巣 →白色

出血  →黒色

この通りT2も皮質が白で、髄質が灰色、しかし脳脊髄液の部分は白になっておりますので。まさに脳脊髄液部分が黒いT2!

T1強調画像にも近いように見えますよ?と思う方もいるかもしれませんが、もし見分けようと思ったときにはまず皮質と髄質部分に着目して判断してください。

T1とT2・FLAIRで比較した時、皮質と髄質の白黒が反転します。皮質と髄質の色調の特徴が一緒なのはT2とFLAIR画像です。

脳脊髄液の部分が同じ色というところに惑わされずに脳実質の部分で比較してください。

さて、見え方の特徴はわかってきたと思いますが

FLAIR強調画像を見る必要性がなぜあるかはわかるでしょうか?

まず一つ目は梗塞巣は白色に出現するため皮質のかなり表層の部分でも梗塞巣が発見できること。

二つ目が大事なんですが。。。

それは、

 慢性虚血性白質病変の出現箇所・範囲を特定できる。

からです。

慢性虚血性白質病変について詳しい勉強はまたの機会に書こうと思いますが。。。

この慢性虚血性白質病変の範囲が広い方は病前から認知機能が低下し、姿勢反射障害を認めるような場合が多いです。

認知機能も姿勢反射障害も著しく低下しているような場合ならたとえ運動麻痺などの後遺症が残っていなくてもADLや動作自立度に影響を与えてしまいます。

ひいては理学療法を介入していく上での目標設定が変化してしまう可能性もあるため

介入前の画像の時点で把握していくことが大切です。

慢性虚血性白質病変について、今週中にまとめて記事にするつもりですが、わからないからすぐ知りたい方は本屋やインターネットで検索してみてください。

かなり奥が深く難しい内容かと思います。

それでは今日もお付き合いしていただきありがとうございました!

勉強になった方はシェアしてくれたら嬉しいです!

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